カウンセリングハウス Concierge順子 〜コンシェルジュ ジュンコ〜 Concierge順子はこころの救急車です。
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恋愛小説・心理カウンセリング

12.欲情(リビドー)
リビドー・ラテン語で「欲情」・・・自分自身を貫いていく、羞恥の衣を身に纏った大きなうねり。  

それを初めて感じたのは、いったい幾つの時なのだろう・・・。
女は果たして好意という感情を相手にもった瞬間と一致するのだろうか、それとも、年齢に達すると欲情だけが 
独り歩きするのだろうか・・・
快楽を現実の世界で満足させられるなら、この欲情のうねりの波は凪のように静まってくれるのだろうか・・・
たとえ愛の存在が不確かなものであったとしても・・・。 

愛という曲線と欲情のうねりとは、交差点をもたないことの方が多いのかもしれない。
理性などという着地点が、果たして、この本能に役に立つものなのだろうか。
そして、もてあまし気味に日常を送ると、まるで映画の「昼顔」を演じているかのように
得体の知れない円柱が、身体の真ん中を貫いていくかのような夢を見る。
これが錯覚か現実かなど、誰が語れようか・・・・。

人は愛と欲情の交差点を探しながら彷徨っている迷子なのかもしれない。
そして時に思う
今ある自分の現実が、果たして、愛によって支えられているのか、欲情によって支えられているのかと。
分かっていることは、これは幻想を見ているのではなく、これが現実なのだということだけ。

だけど愛というもの、たくさんの思いを含んでいるから、人はそこに目を向けて生きようとする。
愛と感情と本能との交差点は、複雑多岐に存在すると・・・・。


「リビドー」という言葉は、フロイトやユングの本を読んでいると、たくさん出てきます。
もちろん、私たちの恋愛に置き換えていくと、欲情だけでは成立たないのですが
人生において、人を恋愛にかりたたせるものの大きなパーセンテージは占めているのではないかと思います。
私は、若かりし時、何度も友人に「あーー男なんて、もうこりごり」と呟きましたが、凝り性がなかったですね。
揺り動かすものの大きな部分に「欲情」があるような気がしています。

 

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