カウンセリングハウス Concierge順子 〜コンシェルジュ ジュンコ〜 Concierge順子はこころの救急車です。
カウンセラー紹介カウンセリングハウスのご案内出張カウンセリングほっとカフェ
恋愛小説・心理カウンセリング

11.悪気
            容器は、それが空っぽのときに一番大きな音をたてる
                                       byジューウェル
「悪気は無かったんだ・・・。」と、耳元で囁く声。
悪気があろうが、無かろうが、そんなことが問題ではない。
貴方が、やらかしてしまった愚行によって、どれだけ人を苦しめているかを知ることの方が大切なだけで・・・。


逆に「悪気の無いこと」の方が、怖ろしいのかもしれない。
人には、必ず「良心の目覚め」があるはずだから、自分自身が「悪いことをしている」という、うしろめたさ・・・
それが、良心を呼び起こすのだと思う。
「悪気が無い」と開き直ることで 、その良心が芽生えることすら遠ざかる。


常套手段の自己弁護なら要らない。
悪気があろうと、無かろうと、愚行と傷心は真実からは消すことが出来ない。
むしろ「悪気が無い」ことほど、手に負えないことは無い。
悪気が無ければ許される・・・そんな、子供の時代は、遠い昔ばなし。
多分、人は「悪気」を認識することで変わるのだと思う。けれど、悪気の無いことは延々と続く。
今度は、もっと上手な嘘の中で・・・。


芽生えた猜疑心は、もう「悪かった」という言葉では消滅しない・・・。
貴方の「悪気」の認識が、私の傷と同じくらいの重さになるまでは。


信頼関係の崩壊が、男と女に溝を作った時「悪気は無い」という言葉を目の当たりにすることも多いと思います。
極端なことを言うと、軽犯罪の多くが、そうなのかも知れません。
言葉の暴力すらも、自分の体裁を繕おうとする、一瞬の防衛なのかも知れません。
けれど、人の自己弁護の怖さを考えてみると、傷痕の開いた傷口を見てみると・・・「悪気が無い」という釈明ほど
怖ろしいものは無いと感じるときもあります。
せめて、心の底から、悪いと感じてくれたなら、生きていく道も開けていくであろうけれど
全ての思考をストップさせてしまうほど「悪気の無さ」で起きた愚行は、「直らないのでは無いか」という怖さを
私に認識させます。
そして、悪気があろうが、無かろうが、そこが問題点ではないのです。


↑このページのトップへ

新宿区西五軒町3-18セントヒルズ神楽坂409 TEL/FAX:03-3269-8526 mail:junko@concierge-junko.com
カウンセリングタイム:10時〜21時30分 定休日:年中無休

HOME