カウンセリングハウス Concierge順子 〜コンシェルジュ ジュンコ〜 Concierge順子はこころの救急車です。
カウンセラー紹介カウンセリングハウスのご案内出張カウンセリングほっとカフェ
カウンセリングメニュー

16.カウンセリング臨床の現場を問う

カウンセラーに成りたいと思った時に、どんな分野を担当したいかを考えた後、大学の心理学部・専門学校などで
「学問」と総称される「心理学」周辺の療法だとか諸説だとか、そこから波及したセラピーなどを
基礎知識として、全て齧っていきます。
なんとなく違和感だらけのロールプレイを生徒間で行い
そして、これだけでは「どうやってカウンセリングしたら良いのだろう」・・・という疑問が残り、独学でセミナーだとか
研修会だとかをネット検索しては参加し「だから、なんだっていうねん!」と、カウンセリングへの現実感が希薄な自分を
感じて「臨床、臨床・・・」と焦りまくります。

私が常に口にする「カウンセラーは、決して完璧なる知識階層には無い。」という言葉は
カウンセリングの臨床現場と、知識としての学問が一致していないという意味で如実に臨床を表現する言葉だと
思っています。
簡単に置き換えると「ありのままの貴方でいて・・・」→「だから、どうすれば、いいねん?」
「拘ることは無い」→「だから、頭から離れないんだってば・・・!」
カウンセリング現場は、心理療法を説明する場所ではありません。
勿論、知識としての学問は、大いなる歴史という流れの中で検証され、吟味され、廃棄と保存が繰り返されている
「素晴らしき人間のメカニズムの源流」です。
ここを全て、自己の中に網羅することから、カウンセラーへの第一歩が始まります。
(ただし、カウンセラーになるのなら、ほんの第一歩であると、私は思っています。)

しかし、現場の仕事は、もっと人間臭が漂う場所であり、生臭く換言すると
学問などというスマートな机上の理論が通用する場所では無く、相手に対する関与・洞察は
カウンセラーの汗の結晶となって体外に出されるような・・・「カウンセラーはプロレタリアートか?」という思いをも
彷彿させていきます。ただし、カウンセラー自体の肉体は血まみれであっても、精神は冷徹なる芯を崩してはいけなく
常に、心の真芯を捉えられる感のある「平静なる自己」を保っていなければカウンセリングにはなりません。
しかも、その汗まみれの肉体の持つキャラクターを、自分自身が冷静に捉えていくという芸当に近いものも
所有していかなければ、一分の狂いが出てきます。
ここがカウンセラー自身の「人間臭」となり、大気の中に混じりこむ時に、初めて本音で語れるのだと思います。

大学・専門学校・講座・セミナーでは、この「生々しさ」が、感じられないのだと思います。
だとしたら、カウンセリング業界の今後の課題は「生々しい慟哭」を、自らの学問に問いいれていくということだと
感じています。非常に曖昧で、難解な部分ですが、心理学を学ぶだけでは、ここに取り組むことは出来ません。
カウンセラー自身も、個人の自己の生々しさは体験済みでしょうけれど、今度はプロとして生計を立てていく
そんな枠組みでの取り組みでなければいけません。

学んでいて「楽しい学校」は、たくさんあるかも知れません。
加えて、学んでいて「苦悩が生まれる学校」も、学問に加えて必要なのだと思っています。
心理学の紹介、学問的知識の詰め込み・・・ここは、日本が歴史的に抱えた「教育のあり方」の
反省点として、過去浮き彫りにされた部分だと思います。
歴史は確かに、時を超越して繰り返されるのかも知れません、ただひとつ、現実の現時点で可能な歩み
それを、築いていくことが、現役で生計を立てているカウンセラーの役割りでもあると思います。

臨床経験を、数多く持っている者が担っている「使命」〜私の言葉に置き換えさせていただくと「散り際の美学」
そんな取り組みに対して賛同される方のお声も、聞いていきたいと・・・メールお待ちしております。

↑このページのトップへ

 

新宿区西五軒町3-18セントヒルズ神楽坂409 TEL/FAX:03-3269-8526 mail:junko@concierge-junko.com
カウンセリングタイム:10時〜21時30分 定休日:年中無休

HOME