16.金曜日の妻たちへ (恋におちて song by小林明子)
*誰のせいでもないよ・・・人が恋に落ちるというのは・・・*
腕の中を過ぎ去っていったのは、そよ風じゃない。昔の男。
消し去ろうとしても、消えていかない記憶の中の思慕と懐かしさ、だけど目の前に現れたあの人は
誰かと幸せを分けあって、多分、未来も分けあって、そして、昨日も一昨日も・・・だから、貴方と私の交差点は
見えない時間の日々よりも、人が取り返したい「若さ」の中に、ノスタルジィーと共に埋まっている玉手箱みたい。
セピア色したアルバムが、ぜんまい時計の音を聞いて、噴出してくる恋に・・・fall in love
今だから許せる別れた理由、タイムトンネルにいる二人には、昔ながらの癖に酔う焦がれた恋に・・・fall in ove
過去を飛び越し、振り返って歩く二人だけの遊歩道、そこにいる貴方を知るのは私だけ、蜜の味する恋に・・・fall in love
黄昏時の金曜日、電話のベルは昔のまま・・・。
だけど二人の恋には、過去しかない・・・今の貴方に恋した時
私の心は*白い薔薇*〜恋の吐息〜Embrasser moi 抱きしめて・・・と。
私の貴方は、昔の貴方、今の貴方に落ちるより、恋に恋して落ちていく・・・女心を抱きしめて悲しい恋にfall in love
貴方に逢えて、束の間の夢の乙女の恋心、そんな恋でも綺麗でいられる・・・私だけが愛された、淡いせつない思い出も
大輪に咲く、白い薔薇・・私は綺麗に咲き誇る・・・恋するオンナは美しく・・・
恋するオンナの情動は、いつの時代も光り輝き、滾々と満ち溢れる泉の水が流れ出し、果てない心の大河となる。
小林明子さんの歌声にのせて「金曜日の妻たちへ」という、大ヒットしたテレビドラマがありました。
DVDを借りて、7巻ある作品の、いくつかを視聴しました。つくし野を舞台に繰り広げられる「恋する妻たち」の人間模様が
ドラマのテーマですが、その中の人間関係を結ぶひとつの絆は「幼なじみ」。
昔を知る相手、気心が知れた相手、昔の恋人・・・人は、一度は人生を振り返り「これで良いのだろうか」と
自問自答します。そんなタイミングで、昔の恋人が現れたら、貴方はどうしますか?
懐かしさ・・・人生への懐古、自分が生きて来た道への愛着、それを示してくれる相手に恋するという気持ちも
理解できるような気がします。
利き手も癖も、肌の温度も変わっていない相手、でも、やはり変わってしまった目の前の相手にfall in loveした時に
過去が突然、断ち切れて・・・今を未来を夢見てしまう。そんなせつなさ、やりきれなさ・・・
それでも、オンナは恋していたい。それが落ちるという感覚・・・fall in love。