カウンセリングハウス Concierge順子 〜コンシェルジュ ジュンコ〜 Concierge順子はこころの救急車です。
カウンセラー紹介カウンセリングハウスのご案内出張カウンセリングほっとカフェ
カウンセリングメニュー

17.カウンセラーの自己切開を問う

一般的にカウンセラーになるには「自己研鑽」と、呼ばれるカウンセラーが自己を内省して個人を固め
己が何者かを知り、どんな特性を持つのかを分析していくことを潜ります。
この自己研鑽を、私は個人的に「自己切開」と、呼んでいます。
何故に、こう呼称するのかと言うと、過去に日本を震撼させた「浅間山荘連合赤軍事件」で逮捕された方たちの
供述調書にある自己切開を、読んだことがあるからです。
そこには、カウンセラーが分析を行う以上に厳しい内省が広がっていました。
現在、カウンセラーさんたちの教育分析などを行っている自身「自己研鑽」が「自己切開」を上回ったのを
感じたことがありませんでした。

勿論、こういう私も何様ではないのですが、カウンセリングという世界は、ともすれば自他共に、個人の感情に
常に肉迫している傾向を示す仕事です。
内なる世界に接点を持つのは、とても学びになるのですが、何故に自己研鑽が自己切開よりも甘くなっていくのか
いくら「カウンセラーは無常識の民であれ・・・」と、言えど言ってることと行動が180度違うカウンセラーが存在するのは
どうしてなのか・・・。
これは、カウンセリング業務にも、忌々しき事態ではないのか・・・と、そんなことを考えていました。

(1)自己に、自己にと、肉迫していくことによって、自身の世界を狭くしていること。
(2)内省に捉われるが故に、自己を自己の感情から、一度切り離して自己に戻すという作業を忘れ
客観的に見識することが出来なくなっていること。

職業とは、本来、個人と社会との一番近接した接点であるはずで、そこで培った経験も含めて
自己の身となり、骨を作って価値観の一部分を形成していくものです。
そして、社会との接点は、職業だけではありません。
日々、入ってくる情報を見聞きし、疑問を持ち、真実は何処にあり、自分はそれに対しどんな感情を持ち
何を考えるのか・・・これも、大切な人格形成の初歩だと思っています。
私は、悲しいかなカウンセラーの方たちと「チベット情勢」や「イラク戦争」を、語った思い出がありません。
せいぜい「教育機関」と「医療問題」それだけは、一部と語った記憶は、希薄ながらあります。

「自己研鑽・自己切開」が、自分自身の生きて来た道程を分析するのみで終始し、そこでとどまるなら
カウンセラーとしての成長もとどまるに違いないと、私は思っています。

自己に語りかけることも、勿論、大切なのですが、別の角度で、いろいろな外的な社会に対して
自分の声を、もって「自己表現」を超えた「自己主張」を、語りかけていくこと、カウンセリングに直接、関連性の無い
部分でもディスカッションを繰り返し、自分自身を構築していくこと・・・それが、日本に生きることであり
世界と関わることであり・・・肉迫すべき部分は、内的世界だけではないと。

そして、それが
「人間探求」という意味での心理学そのものだと、私は思っています。



↑このページのトップへ

 

新宿区西五軒町3-18セントヒルズ神楽坂409 TEL/FAX:03-3269-8526 mail:junko@concierge-junko.com
カウンセリングタイム:10時〜21時30分 定休日:年中無休

HOME