カウンセリングハウス Concierge順子 〜コンシェルジュ ジュンコ〜 Concierge順子はこころの救急車です。
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神経症とは何か
神経質という日本語もあるので、難しい定義だと私は思います。定義付けられたとしたら「心の中に、ある具体的な
衝動・思いや理由のわからない不安が引っかかって四六時中、そこから頭が離れないで、それが頭の中から消えることなく
心身ともに大変苦しい思いをすること。」と、表現しておきましょう。
「神経質」と「神経症」はどう違うのかと質問されることが多いのですが

仕事や日常生活までも脅かされ、神経症で苦しんでいる人はますますその「具体的な衝動・思いや理由のわからない不安」
が頭の中を支配していきます。
原因は強い失望感、窮地に追い込まれてしまった、心の迷いが激しい人間関係の摩擦、社会に順応しきれない、幼児期の
環境、性格等々が言われますが神経症になる人の性格は「真面目で生一本で、几帳面」なタイプが多いと思います。
これはけして短所ではないと思います。
むしろ人間論的観点で見つめると私は「長所」を多く含んでいる性格だと思っています。
大事な点は
(1) 精神病でも、精神病になる一歩手前でもありません。神経症の人は自分が調子悪いと自覚しています。
(2) 脳に異常があるわけではありません。
(3) 身体的苦痛は神経症が緩和されていくのにつれ和らいできます。けして、身体病ではありません。
という事を知っておくことです。
神経症の分類は多種ありますがConcierge順子では主に「不安神経症」と「強迫神経症」に力をいれて
カウンセリングしております。

神経症・不安神経症
本人にもよくわからない強い不安が発作的におこっては鎮まり、それを繰り返す、または、ぼんやりとした不安が
常につきまとっているという神経症です。
不安を充分に表現しにくい、我慢しずらい、あとに長く尾を引く、またやってこないかと、それでますます不安になるという
特徴をもっています。
原因としては、心労が長く続いたり、何かの板ばさみにおかれているという場合が多いと思います。

神経症・強迫神経症
「強迫」という言葉は「自分でもばかげているとわかっていても、やめられない衝動、または、取り払おうと思っても
払えない思い。」を指します。
それが極端に自分の日常生活に支障をきたし、身体にも影響が出てきて、苦痛に感じるまで、こころの中に拡大してしまう
症状を強迫神経症と言います。
具体的には
(1) 対人恐怖症・・・他人が恐いのではなく、他人に自分がどう受け取られているかにとらわれる思い。
赤面恐怖・視線恐怖(他人の視線が気になる人、自分の視線が気になる人)・表情恐怖・醜形恐怖など
(2) 体臭恐怖・・・自分は周りにくさい臭いを発しているのではないかと、とらわれる思い。・・対人恐怖症と関係している場合
が多い。
(3) 不完全恐怖・・・鍵を掛け忘れたのではないか、火の始末を怠ったのではないかと何度も確認してしまう衝動。
(4) 疾病恐怖・・・自分は、らい病(日本にはもうない)ではないかと何度も病院に行ってしまう思い。
(5) 不潔恐怖・・・石鹸で手の皮膚が赤くなるほど手を洗ってしまう衝動
(6) 雑念恐怖・・・試験なのに彼への思いが頭から離れず、それを取り払おうと思えば思うほど、そこにとらわれてしまい
そして、それが日常生活を脅かす位に発展してしまった思い。
(7) 縁起恐怖・・・駅の階段を登るのに自分の気に入った数ではなかったりすると、わざわざ降りてもう一度登り直して
挙句の果てに二段飛びして自分の好きな数で登ろうとし、後に悪いことがおきると「あの階段のせいだ。」と
悩みはじめる思い。
その他、涜神恐怖、尖鋭恐怖、過失恐怖、罪悪恐怖等があげられます。

恐怖症(フォビァ)とは
特定の対象(例えば赤い物、虫、刃物、汚れた物等)や特定の状況(例えば閉所
高い所、乗りもの等)に関係してだけ強い不安を感じますがその他は大丈夫という神経症で強迫神経症は
この恐怖症から繋がってくる場合があります。

心気症と心身症
(心気症)
めまい、動悸(心臓バクバク)、眼精疲労、食欲減退、頭痛、頭が重い、吐き気
下痢、便秘、関節痛、手が震える、肩こりなどです。
先ほど記しましたが、心臓バクバクしても心臓病ではないですし、食欲が無くなっても胃がんではありません。
心気症は心因的におこる症状です。
不安神経症の人は病院の診断結果を信じずに、病院行脚をしてしまう人も多いです。カウンセラーは症状を熟知しています
ので、迷わずお近くのカウンセラーを訪ねてみてください。
(心身症)
皆さんも経験があると思いますが人間は「怒る」と顔が赤くなります。
お化けを見ると顔が「青く」なります。
これは自律神経に「こころ」が働きかけて末梢血管を拡張させたり、収縮させたりするからです。人間は「感情の動物」です。
心身症はこころの異常が長期に渡り、自律神経や内分泌系に異常事態を伝達し病気を引き起こしてしまう身体症状です。
人はこころがSOSを出すと身体に異常が発生するのです。
心身症によって起こる病気には喘息、狭心症、高血圧、胃・十二指腸潰瘍・月経障害、神経性皮膚炎、偏頭痛があります。
治療方法としては心理療法が不可欠となります。
通院とカウンセリングを並行して行う事をお勧めします。

神経症とお薬

神経症とお薬の効果について質問される場合があるのですが、神経症の程度については医師と相談の上、使用して欲しい
と思います。
私の個人的な意見としては神経症に関しては有効に作用すると思います。
弱い安定剤・強い安定剤・抗欝剤・刺激剤等に分類されますが、一般的に安定剤といわれるのは、この中で
「弱い安定剤」のことで「ホリゾン、バランス、コントール、リーゼ」などがあります。
ただ、副作用・常用性はあるでしょう。軽い睡眠効果もあると思います。
是非、信頼できる医師のもとで、よく話し合われて使用してください。                

お薬についての雑考
「薬を頼っている。」「薬に甘えている。」
お薬と呼ばれる全て、風邪薬も胃腸薬も鎮痛剤も安定剤も・・・そう、全ての薬を飲用することが、どうして上記に書いてある
言葉になるのでしょうか ?
日本人の「根性」を語る民族性からでしょうか ?
お薬を飲んでいると「意志力の欠如」を問われるわけでしょうか ?
私は、違うと思います。そう言う周りも違うと思います。
だからって、やみくもに薬を勧めているわけでもありません。
ただ、お薬を飲んでいる方、全員にこう言いたいのです。 (鼻水を止める薬を飲んでいる方にも、二日酔いの薬を飲んでいる方
にも、睡眠薬を飲んでいる方にも、薬が家庭薬であるか否か・強い薬か弱い薬かという概念をはずして)

「貴方は薬の力を借りてでも、会社に行き立派に仕事をこなし生活を支え、
手料理を作って家族にふるまい栄養を与え、朝は布団を上げ、夜は火の元の確認をして消灯する。そうやって立派
に日常生活をこなしているのではないですか
?」(^_^)。

「お薬を止めたい。」と考えることは理解できます。
「出来れば飲まないのにこしたことない。」という言葉は確かにそうです。
でも、飲用しながらも大変な思いをして、為すべきことを為している、そんな貴方は立派だと私は心からそう思います。(^0^)/。

この物語を読んで、どう感じますか ?

ターミナル・ケアと呼ばれる中のひとつに「ホスピス」があります。
末期癌の患者さんが、痛みを止め少しでも「余生」と言われる自分の人生を、自分らしく生きていくための施設です。
そこに、あるお婆ちゃんがいました。
お婆ちゃんは、ここに来るまで一人暮らしをしていて伴侶も子供も親戚もいません。
ホスピスに来てから、お医者さんや看護婦さんや仲間たちと、何年ぶりかの「会話」をしました。
お婆ちゃんは楽しかったのです。
でも、癌におかされてしまったお婆ちゃんは一日の大部分を寝たきりで過ごさなければいけなくなりました。
お婆ちゃんは一日 3 分でも良いから、ホスピスの大広間で皆と顔を合わせたかったのです。
「自分の望みを叶えたい。」
お婆ちゃんは一粒の凄く強い薬の力を借りて、今日も頑張って大広間へ向かいます。
たった 3 分の時を過ごすために。
自分の人生の瞬時でも、実りある時間が欲しくて・・・
命ある限りの時を「自分らしく」生きたくて・・・。


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