「強迫」という言葉は「自分でもばかげているとわかっていても、やめられない衝動、または、取り払おうと思っても
払えない思い。」を指します。
それが極端に自分の日常生活に支障をきたし、身体にも影響が出てきて、苦痛に感じるまで、こころの中に拡大してしまう
症状を強迫神経症と言います。
具体的には
(1) 対人恐怖症・・・他人が恐いのではなく、他人に自分がどう受け取られているかにとらわれる思い。
赤面恐怖・視線恐怖(他人の視線が気になる人、自分の視線が気になる人)・表情恐怖・醜形恐怖など
(2) 体臭恐怖・・・自分は周りにくさい臭いを発しているのではないかと、とらわれる思い。・・対人恐怖症と関係している場合
が多い。
(3) 不完全恐怖・・・鍵を掛け忘れたのではないか、火の始末を怠ったのではないかと何度も確認してしまう衝動。
(4) 疾病恐怖・・・自分は、らい病(日本にはもうない)ではないかと何度も病院に行ってしまう思い。
(5) 不潔恐怖・・・石鹸で手の皮膚が赤くなるほど手を洗ってしまう衝動
(6) 雑念恐怖・・・試験なのに彼への思いが頭から離れず、それを取り払おうと思えば思うほど、そこにとらわれてしまい
そして、それが日常生活を脅かす位に発展してしまった思い。
(7) 縁起恐怖・・・駅の階段を登るのに自分の気に入った数ではなかったりすると、わざわざ降りてもう一度登り直して
挙句の果てに二段飛びして自分の好きな数で登ろうとし、後に悪いことがおきると「あの階段のせいだ。」と
悩みはじめる思い。
その他、涜神恐怖、尖鋭恐怖、過失恐怖、罪悪恐怖等があげられます。

恐怖症(フォビァ)とは
特定の対象(例えば赤い物、虫、刃物、汚れた物等)や特定の状況(例えば閉所
高い所、乗りもの等)に関係してだけ強い不安を感じますがその他は大丈夫という神経症で強迫神経症は
この恐怖症から繋がってくる場合があります。