1.(H.16.10.22記)
理想の自分
私の恩師であり、師匠である柳田洋子先生とお茶をご一緒させて頂いた時、先生が興味深いお話をされました。
「人間は、理想の自分を演じているうちに、その仮面が張り付くという事がある。」
こういう人になりたいな、ああいう人って格好良いなと思って、その人物像を描きながら、理想の人の通りに生きていれば
その通りの自分が自身の中に構築され、理想に近づいた自分になれるという意味だと思いますが、自己形成の過程を
生きるにあたり、とても参考になるお話です。
小さい頃「偉人伝」と称して、歴史上の人物の生き様を読んで、自分と重ね合わせた記憶を皆さんも持っていると思います。
私も思春期の頃、女性で初めて米国留学をされた「津田梅子」を知り
女性も広く社会を見聞し、視野を広めていかねば・・と感化されたものでした。
「真実の自分」と「理想の自分」
独りの人間のこころの中に二つの自分が共通点や相違点をあからさまにして存在していて
そのギャップをどうやって埋めていくかが、こころの葛藤になる事があります。
どちらも本質的には可愛い自分の姿なのですから・・・。
でも、真実の自分が少し嫌いになってしまったら
理想の自分を現実の社会で少しだけ演じて表現してみたらどうでしょうか?
自分を無くさないように程好くゆっくりと。
もしかしたら、理想の自分が真実の自分の中で溶け合ってカフェオレみたいに
もっと美味しいコーヒーが出来るかも知れませんよ。
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