13.(H.18.5.5記)
潔さの象徴
今日、5月5日は端午の節句ですが、以前よりも屋根の上に「鯉のぼり」が風になびいている風景が見られなくなったように
感じます。
中国では、鯉が滝を登ると龍になるという言い伝えがあり、古来より尊ばれたのですが、それが日本に伝来して
江戸時代に武家では、子弟の立身出世を願って旧暦の梅雨の頃、5月5日に「鯉のぼり」を立てる習慣となりました。
「吹流し」という5枚の布は、多分、五行説からのものだと思います。
鯉は元来、武士道の象徴として、尊ばれました。
「まな板の上の鯉」という諺を聞いたことがあると思いますが、この言葉のいわれは
鯉は調理されるために、まな板に活きたまま乗せられても、一はねするだけで後は微動だにしないことから
窮地に立たされても慌てずに泰然としている様子を指して使われます。
そして、そこから「潔さの象徴」として「鯉」は「武士道」に通じるとされました。
なるほど、自害を美学とする武士道には当てはまっている諺かもしれません。
「潔さ」とは「引き際が綺麗である。」という意味をも持つ言葉でしょうが、自己の倫理観・美意識の中に、個々様々に
持ち合わせていることと思います。
一見、美しく感じられる「潔さ」という概念ですが、ある側面で「執念深い」性格の私は「諦めが早い」こととは区別して
物事をとらえるようにしています。
生きていくことに執念深く、自己が何時潰えても満足できるように日々納得しながら潔く、鯉ならぬ恋は
諦めが早く(笑)・・・・貴方の生き様の美意識は?是非、聞かせてくださいね。
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